離婚とドメスティックバイオレンス(DV)について NO4

離婚に向けて 1 DV男性から逃げ出す際のテクニック
DV男性の執念深さを侮ってはいけません。逃げ出す際には細心の注意が必要です。逃げる前に、両親や友人などの知り合いに、隠れ先などを教えないで下さい。DV男性が彼らを脅して、居場所が突き止められてしまう場合があります。どうしても連絡しなければならない人が居る場合は、携帯電話や家電などを使うのを避けてください。通話履歴などで連絡先がばれてしまう恐れがあります。
離婚に向けて 2
連絡先やその他にも逃げる際の障害となる資料は捨てておいてください。家のゴミ箱などでは見つかってしまう場合がありますので、遠目のコンビニのゴミ箱や隙をついてゴミ集積所に出してしまってください。
離婚に向けて3 法律で不利にならないために
もし夫婦で有限会社などを持っており、あなたが会社の重要な地位に付いていた場合、何も連絡無しに家を出ると職場放棄などで裁判で責められてしまう可能性があります。これを防ぐために家での理由を詳しくなくてもいいので、置いておくといいようです。
離婚に向けて4 裁判で有利になる証拠物品の確保をしよう!
証拠物品が無くては裁判に勝てないというわけではありませんが、あればほぼ確実に裁判を有利進めることができます。代表的な証拠物品は、病院などでの診断書、外傷などの写真、言われた酷い言葉を書きとめたノート、暴力を知っている人の証言書などです。写真・ノートなどであれば用意しやすいので、是非活用してください。写真は自分だとわかるように顔や特徴が分かるように取ってください。
離婚に向けて5 DV被害の相談先
主な相談先や駆け込み先としては、警察、女性相談センター、民間シェルターなどがあります。逃げ出す前に、バレないようにこれらの施設に連絡をして指示を仰いだりしておいてください。中には、冷たい対応や不適切な対応をするところもあるので、事前に信頼できるところを調べておいてください。
離婚に向けて6 その他の大切な準備
住民票を動かさないでください。住所が知られる可能性があります。住民票を動かさなくても保険や子供の学校の転入などは行えるので、安心してください。
離婚に向けて7 経済的な支援を受ける
福祉事務所に、生活面などで相談してください。対応が不適切な所があるかもしれませんが、大事なので頑張ってみてください。他にも生活保護などの公的支援制度は活用してください。また、裁判で不利にならないためにも証拠物品の確保を!少しでも離婚後の生活が楽になるように手を加えておきましょう。
さあ、離婚へ踏み出しましょう!
準備が整ったら、行動に移ってください。監視が強い場合は、隙を見つけられるようにタイミングを探してください。その際には、準備が見つかったりしないように細心の注意を払うようにしてください。
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